睡眠不足は「糖質」を欲する。7時間の睡眠で翌日の食欲をリセットする
寝不足の日に限って、ジャンクフードや甘いものを食べすぎる方に
寝不足の翌日、なぜか無性にジャンクフードや甘いものが食べたくなった経験はありませんか。それは、意志の強さとは関係なく、身体が「緊急事態」を感じてエネルギーを欲しているサインかもしれません。食欲をコントロールしようと頑張る前に、まずはしっかりと眠ること。たった1時間の睡眠の差が、翌日のあなたの選択を驚くほど軽やかに変えてくれます。
✦整えるステップ✦
7時間の睡眠を優先する
まずは「1日7時間」の睡眠時間を確保することを生活の最優先事項に置きます。睡眠時間を削ってまで食生活の改善に励むのは、ブレーキを踏みながらアクセルを全開にするようなものです。しっかり眠ることで、翌日の「食べたい!」という暴走を未然に防ぐことができます。
寝る前の環境を整える
深い眠りを得るために、就寝の1時間前にはスマートフォンの使用を控え、部屋の照明を落としましょう。リラックスした状態で入眠することで、睡眠の質が高まり、食欲を司るホルモンのバランスがより効率的に整えられます。
寝不足を自覚して過ごす
もし寝不足になってしまった日は、「今日はホルモンの影響で食欲が乱れやすい」とあらかじめ自覚して過ごしましょう。自分の状態を客観的に認識しておくだけで、突発的な欲求に振り回されにくくなり、より落ち着いた判断ができるようになります。
整えの知恵:睡眠不足が糖質を招く理由
睡眠が不足すると、食欲に関わる2つのホルモンのバランスが変化します。食欲を増進させる「グレリン」が増え、食欲を抑える「レプチン」が減ります。この状態になると、脳は素早くエネルギーを補給しようとして、高糖質な食べ物への欲求を強めます。寝不足の状態では糖質への欲求が通常時より約30〜45%も高まると報告されており、十分な睡眠をとることは、乱れた食欲を落ち着かせるための強力なサポートになると考えられています。
知っておきたいこと:週末の寝溜めに頼らない
週末にまとめて眠る「寝溜め」は、体内時計のリズムを狂わせてしまい、逆に翌週の食欲を不安定にする原因になります。たとえ忙しくても、毎日一定の就寝・起床時間を守ることが、安定した血糖コントロールと健康的な食欲を維持するための近道です。
今夜は少しだけ早く布団に入ってみませんか。明日の朝、これまでよりずっとクリアな心と身体で目覚められるはずです。
Published by よきだね編集部